代表挨拶 Greeting

移りゆく時代のニーズに応えられる
技術力と
人の想いがここにはある。
想いをつなぎ、何年先も
「夢の続き」を見にいこう。

代表取締役社長 髙橋 登

ホンダの技術、哲学とともに歩んだ60年

地方ながらも競合は海外、
日本の近代工業を宮崎から発信

創業1962年。ホンダロックは、本田技研工業の創業者・本田宗一郎氏が「近代工業を興し、地域発展に貢献しよう」という強い思いをもって、宮崎県に設立した企業です。
地方であっても、交通機関が発達すれば距離はハンデにはならない。
現在のように交通機関が発達することを予見し、創業当時からライバルを海外主力メーカーとして、世界進出を視野にグローバル化を目指して活動していました。

ホンダロックは社名の通り、当初、オートバイの鍵(ロック)の製造を中心に、ホンダとともに歩んできました。その後、国内外の経済発展に伴い、二輪車や四輪車の普及は加速し、その波に乗りながら成長を続けてきました。

自社内でシームレスに開発から製造までが
完結できる

お客様も社員も、関わるすべての人に尊厳と喜びを

「人間尊重」と「喜びの創造」――ホンダロックではこの2つの企業理念を創業以来から非常に大切にしています。
本田宗一郎氏の考える「人間尊重」の根底にあるのは“自立”と“平等”、そして“信頼”です。ホンダロックフィロソフィーにおける“自立”は単に自分で生きていけるself-reliance(独立)ではなく、initiative(主導)。すなわち自分自身の意思に基づき、主導権を持って自ら先頭に立って道を切り開いていくことです。目標に向かっていく過程では、技術だけでなく、知識やアイデア、熱意など各自の持つ力が働き、会社に貢献してくれています。そこに関わる個々人を認め、存在を肯定するrespect for the individual(個人の尊重)こそが、ホンダロックの大切にしている考えです。

同時に、製品によって世の中へ貢献することも重視しています。製品を創る喜び、売る喜びに加え、受け取った方が使う喜びもある。これらを1つのサイクルとしてつなげ、社会と共生することが、我々の「喜びの創造」です。

多様なテクノロジーにより、開発から製造まで

どのような製品も完成までには、想像を超える多くの技術が介入しています。
例えばドアミラーのパッケージングは、構造技術や機械工学、電子工学、電気、光学のほか、表面処理技術や流体技術、解析技術などさまざまな技術が凝縮されています。
ホンダロックはこれら全ての技術を網羅し、製品を“量産するための技術”を持ち合わせています。金型を作る技術や加工技術、塗装技術、さらには生産ラインの工程計画を作るための技術など、“開発の技術”と“量産するための生産・製造技術”をつなぎ、ワンストップで開発から最終製品まで作り上げられることが、ホンダロックの持つ最大の特徴です。

ホンダロックの風土を形成する「3つの鍵」

パートナーとの信頼によって拡がる可能性

ホンダロックでは「高効率生産」「技術戦略」「人事戦略」、この3つの成長戦略を経営の軸にしています。
「高効率生産」は「利益の確保」に繋がります。「利益の確保」には“今日の利益”に加えて“明日の利益”も考えなくてはなりません。“今日の利益”とは、いかに計画したことを無駄なく達成できるか。一方、さらに進化させ、効率化の考えのもとに改革するのが“明日の利益”。この二つを稼働させることによって高効率生産が実現します。

二つ目の「技術戦略」は、未来へとつないでいく取り組みともいえます。例えば、ホンダロックのスマートシステムは、限られた空間の中でセキュリティを担保できるため、組み合わせ次第では新たな製品やサービスを生み出すことができます。自分たちが持つSAFETY&SECURITY、ENTRYの技術の強みを見極め、積極的に投資していくことが必要と考えています。

信頼関係を築くためには技術だけでなく、話の中で出た要望を汲み取り、翌週には製品を提供できるくらいのスピード感も必要になります。そのような企業風土を作っていくことを「人事戦略」の一つとして目指しております。

“人から人へ”つながるホンダロックの理念

胸を張れる企業で有り続けること

新たなホンダロックブランドを確立する「2030年ビジョン」。このビジョンを達成する最大のポイントは“人”です。
国内外に限らず、ホンダロックで働く社員が、自らの仕事に価値を感じ、誇りを持つこと。全社員が安心して働き、周りの人に会社の魅力を伝えられる。それこそが、ホンダロックにしかないブランド価値となります。

期待と、存在意義、100年企業を目指して

企業も人間と同じで、「生きている」ということは、別の側面から見ると「生かされている」ことです。
“存在を期待される”ことが重要で、世の中、社会からの期待、さらには社員からも期待される企業でなくてはなりません。

災害サポートやボランティア活動など、時代に合わせた役割を果たすこと。さらには、製品を通じた“喜び”や“おもしろいもの”から利益を生み、世の中、社会へ貢献する企業を目指します。こうして、未来へと進んだ先に、100年企業となりうるアイデアやパワーがある。“存在を期待される”事業――成し遂げるにはやはり“人”が必要です。

リスペクトをつなぎ、その先にある“夢の続き”を見よう

パートナー企業との協業も、未来へとつなぐ手段の一つですが、技術だけの協業では成立しません。
そこには信頼、そして相手を一つの個として認める“人間尊重”が必要です。リスペクトの観点を失ってしまうと、パートナー企業だけではなく社内、社員とも噛み合わず、事業はうまくいきません。

“リスペクト”を大切に、共有できる仲間たちと想いをつなぎ、“その先の「夢の続き」をホンダロックは創造し続けます。